銀行の融資と言えば、担保や保証人が必要であったりしますね。

それ以外にも資料などを揃える必要性があったりと、銀行から融資を受けるのは本当に敷居が高いものでした。

ですが、銀行にとって、保証人も立てず、銀行と比べると明らかに高い金利で顧客を抱え込める消費者金融は、魅力のある業種だったと思います。

だからと言って、銀行が安々と消費者金融を運営するわけにはいきませんでした。

銀行が消費者金融へ　可能となったきっかけ

1996～2000年、金融制度を大掛かりで改革がなされました。この改革を「金融ビッグバン」と呼んだそうです。

この改革であらゆる金融の業種の壁が取り払われたのです。

「銀行」が銀行の壁を越えて、「消費者金融」を行っても良い、と言う話です。

後に、銀行は消費者金融へ参入すると発表をしました。

発表後、大手銀行に続き、地方銀行などの参入も相次いだ。

銀行が消費者金融へ参入する際に、銀行から完全に消費者金融を立ち上げるのではなく、

もともと存在した消費者金融と提携することで、銀行には無い、消費者金融独自の与信システムや、ノウハウも得られる点でしょう。

こうして現在の大手や準大手は、大抵が銀行系消費者金融です。

金利の低さと、銀行の安心感を備えた新しいニーズに答える金融会社の誕生でした。

参考：サラ金HP

銀行がサラ金へ参入した理由【金融ビッグバン】

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ヤミ金に手を出すぐらいなので、住宅ローンもギリギリまで遅れている

もうこれ以上遅れられない状況の中で、銀行の融資管理部署のマネージャーから一報が入った。

そして、私もひっくり返りそうなほどサプライズな提案を頂いた。

遅れている住宅ローンを正常化しましょうとの事で、私には資金が無いので追いつくのは不可能だと伝えると

住宅ローンの期間を延長して、月の支払額を減らしませんか？と返ってきた。

既に契約済みのローンとはいえ、借り換えが可能な立場でもない私がそんな事できるのですか？と問うと

但し保証会社に支払うお金を数十万円ご用意頂く必要がありますとの事で、それが可能なら既に追いついてますが・・・

と改めて回答。

そうすると、住宅ローンはいつも通り支払ったとして、銀行はそれを引き落とさずに

口座内にそのままプールしていく。

延滞金の発生は逃れられないが、現在支払ってる額からいけば

3ヶ月間プールする事で保証会社に支払う金額になるので、それを保証会社に支払う事で、ローン延長の手続きをするとの事。

有難い話ではあるが、本当に家を失わずに済むのかが不安なので、これ以上遅れたらアウトなのでは？と念のため問うと

そこは個人都合ではなく、銀行が了承済みという事で保証会社に申し入れをすれば大丈夫ですとの回答をもらった。

私が持っていた銀行へのイメージは、問題なく返済が出来ている間はどんどん融資を行うが

少し返済状況が怪しくなると、協力どころか、まるでエビになったごとく、素早く後ろに下がっていくイメージが強かった。

それが、とんでもない裏技で協力の申し入れを頂いた事で、数ヵ月後には少しだけ私の運転資金が増すことになりそうだ。

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